Friday, October 17, 2014

アメリカ社会で適切にマネッジするため、日本人が理解しておくべきことは。

2004年に日本企業の米国子会社の社長を拝命され、米国に渡り、10年が経ちました。

それまで日本企業で働いてきた人間が、いきなり、言葉も文化も違う、数百人の米国人をマネッジする訳ですから、マネッジする側にもされる側にも、様々な苦労が生じます。

最近は若者が海外に出ないとか、せっかく海外に出る機会を得た日本人が日本人同士で固まってしまったりとか、何かと内向きな日本人がクローズアップされています。私が駐在していたロサンゼルスでも、本当の意味でアメリカ人社会に飛び込んで、活躍されている日本人の方は、残念ながらそれ程多くありません。

でも、日本が本当にグローバル化していくためには、日本からどんどん有能な人材が海外に出て外国人をマネッジしていく必要があります。

日本企業の米国子会社の社長業が難しいのは、単純にアメリカ社会に飛び込むだけでは、不十分だからです。アメリカ社会に飛び込んでそれを理解しつつ、アメリカ人にも、日本人の考え方や、日本企業のやり方を理解してもらわなければなりません。

私は、米国駐在以前に、カナダに7年間駐在、また会社から米国へ短期留学の機会等も与えられ、北米のことはよく分かっていたつもりでしたが、実際、社長という立場になってみると本当に大変です。頑張れば、頑張る程、今までの自分のやり方が間違っていたことに気づき、反省の毎日です。

そこで、私のこの10年のアメリカでの経験をもとに、私が苦労した点をまとめてみました。また、私なりのアドバイスも書き加えました。これから、何回かに分けて、このブログで皆さんと共有させて頂きたいと思います。

最初にお断りしたいのは、私が述べるのは、私の限られた経験をもとにした、私自身の考えであり、それは、正しいかもしれないし、間違っているかもしれないということです。皆様から色々なフィードバックを頂けるのを楽しみにしています。私のメールにご意見をお寄せ下さい。Yosshin.masuda@gmail.com

今回のブログは、私が学んだアメリカらしいフレーズ二つの紹介で締め括らせて下さい。

アメリカでは「遊びはみんなでしろ。仕事は一人でしろ。」と教えられるそうです。こうした考え方を小さい頃から植えつけられるので、「仕事もみんなでする。」日本人とは、仕事に対する姿勢が随分と異なります。

また、アメリカでは、会社での人との接し方について「フレンドリーであれ。でもフレンドにはなるな。」と言うそうです。解雇を前提とする社会では、いつくびを切ったり、切られたりするか分からず、そうした際の気まずい思いを避けるための知恵でしょう。こうした感覚は日本人には分かりずらいものがあります。

どうでしょうか?アメリカらしいフレーズですよね。